TINY LOVE  
 
     
 
HomeAbout TINY LOVE > 7つのタネ > 器用さのタネ

微細運動能力は、小さな筋肉グループ、すなわち手のひらや指、口や目の周りなどのコントロールが要される細かい動きをする能力を構成します。これらのスキルは目と手の連動を促し、目から入る情報に従い実際に見ているものをつかむことができるようになります。

生後1年目、赤ちゃんは最初大きなモノから小さなモノまで全て「握る」ことでつかもうとしますが、モノのサイズや形に合わせたつかみ方をするようになっていきます。目と手の連動は確実に発達するので、赤ちゃんはモノをいじくり回すような動作もなく、スムーズにモノをつかんで扱うことができるようになります。

赤ちゃんが自分の体をコントロールできるようになるには、集中的な努力が必要とされます。2ヶ月目の赤ちゃんを見てみましょう。ベビーベッドの頭上でぶらぶらとゆれるおもちゃを何度も何度も叩こうとします。また6ヶ月目の赤ちゃんを見ても繰り返しおもちゃのボタンを押してはまた押しています。いつもどうしても考えています。「何がそう駆り立てるのだろう?何度失敗しても、どうしてあきらめないんだろう?」答えは簡単です。それが本能なのです。赤ちゃんは生まれながらにして、自分の体をコントロールしようとする欲求を持っています。ぶら下がっているおもちゃにようやく手が届いたとき、そのおもちゃが回転するのを見て「やったー」と思うのです。押していたボタンからパチンと音で反応が返ってきたとき、赤ちゃんは喜び、また繰り返し努力します。そして次の挑戦へとステップアップします。

 

赤ちゃんの微細運動能力の発達は、生後数ヶ月の間にたくさんのエクササイズと実践を経験することによって決まります。赤ちゃんの発見を助けこれらのスキルを伸ばしてあげるためにも、赤ちゃんが色々な場所の筋肉グループを使えるように異なる形、重さ、大きさや質感など種類豊富に遊びを与えてあげてください。ゲームがバラエティーに富んでいればいるほど、引っ張ったり、押したり、まわしたり、それぞれの筋肉グループもより多くのエクササイズを行います。

 

Newborn-1Month 誕生~1ヶ月

赤ちゃんの手は握られた状態でも、赤ちゃんはまったく自覚してません。手のひらにモノを置くと、反射的に握ってしまうのです。置くと即座にぎゅっとモノを握るのです。目の筋肉はまだ弱く、動いているモノを目で追うことは多少なりとも困難があります。しかし、赤ちゃんの吸い付き反射力は体の中で最も強い力なので、おっぱいも問題なく飲むことができます。

1-3Months 1~3ヶ月

2ヶ月ごろまでに、赤ちゃんは「手」に関心を持つようになり、手を観察したり、普通は口の中に入れたりします。手と目の連動は少しずつ確かなものになり、赤ちゃんは自分の視野に手を入れて、じっと見るようになります。目の前にぶら下がっているおもちゃを手当たりしだい叩いているうちに、手は自分で動かせることを理解します。


3-6Months 3~6ヶ月

赤ちゃんの行動がどんどん自発的なものになり、握るといった反射作用は消えていきます。また、モノをつかめるようになると、自分の視覚に入れてそのモノを観察します。6ヶ月近くになると、赤ちゃんは長い間手で持って観察してからやはり口に持っていきます。口は、赤ちゃんにとってメインの調査方法です。

6-9Months 6~9ヶ月

赤ちゃんは両手で2つのモノを持ち、両手にあるモノをぶつけるようになります。赤ちゃんは手を伸ばし、ほしいモノを確実に手に取ることができます。赤ちゃんは何かが出てくるはずだと願いながら、大きなボタンを押して、モノを引っ張るといった動作もできるようになります。また、この頃から赤ちゃんはそれぞれの指を動かすようになり、モノを投げる時には親指を他の指から離してグローブのようにつかんで投げるようになります。


9-12Months 9~12ヶ月

赤ちゃんは今では自在にモノをつかみ、離し、手から手へ移動させたりするようになります。また、小さなモノは親指と人差し指の間に挟んでつかんだり、興味があるモノを指差したり、1本の指でボタンを押すようになります。1歳になるまでには、赤ちゃんの目と手の連動作用は2つのブロックを積み上げるのが可能な状態にまで発達します。